日本統合医療学会に財団関係者が参加、発表
2018.11.08 / MOA健康科学センターからのお知らせ / 研究ブログ
10月7~8日、札幌市立大学・桑園キャンパスにおいて第22回日本統合医療学会学術大会が開催されました。 鈴木理事長は、指定交流集会「スピリチュアリティと医療」をコーディネートし、医師および看護師が「生きる意味」について討論しました。鈴木理事長は、この他に、シンポジウム「死生観とQOD」や、市民公開講座「晩年を考える ~生きがい感から身体と精神の行方まで」の座長を務めました。 内田主任研究員は、「膝や腰などに痛みを持つ高齢者に対する3ヶ月間のエネルギー教室の効果」と題し、ポスター発表を行いました。この研究は、鳥取県南部町で行われたエネルギー療法教室の成果を取りまとめたものです。 木村主任研究員は、指定交流集会「認知症の予防・症状軽減のための統合医療的アプローチ」において、「通所介護サービスにおける各種プログラムの癒し効果」と題して、話題提供しました。広島の介護施設で行った調査の結果を紹介し、現在取り組んでいる「高齢者の脳機能に関する研究」の計画を説明しました。 富嶋客員研究員(エムオーエー奥熱海クリニック看護師)は、看護のポスターシンポジウムにおいて、「看護師のマインドフルネスを活用した患者への寄り添い Aクリニックにおけるマインドフルネストレーニング実践報告」と題し、クリニックにおける取り組みを紹介しました。 森岡評議員(金沢クリニック院長)は、「岡田式健康法を取り入れることで改善した高尿酸血症の2症例について」と題し、ポスター発表を行いました。研究対象の患者の中から、2人の患者を3年間フォローアップし、改善症例として報告しました。 柴評議員(エムオーエー名古屋クリニック院長)は、「統合医療における社会モデルとしての健康生活コミュニティ ~予備的インタビュー調査~」と題し、口頭発表を行いました。岡田式健康法を実施しているグループ(健康生活ネットワーク)の概要、役割、満足度などを聞き取り調査した結果を報告しました。 有馬理事(エムオーエー新高輪クリニック看護師)は、一般講演において、エネルギー療法に関する5題の口演の座長を務めました。 一般社団法人MOAインターナショナル北海道の勝部地区長らは、体験型ワークショップ「生体エネルギー療法としての岡田式浄化療法について」を行いました。10人以上の医療関係者が岡田式浄化療法を体験しました。内田主任研究員は、体験者の肩の筋硬度を測定し、ワークショップをサポートしました。 なお、来年の本学会は、鹿児島で開催の予定です。