当財団の田中研究員が執筆した「岡田式健康法を実践するがん患者の対処行動に関する質的研究」というタイトルの論文が日本統合医療学会誌に掲載されました。:8名のがん患者を対象に首尾一貫感覚(SOC) を測定し、一対ー形式のインタビューを合計10回調査しました。その結果、当初の病に対する不安や恐れは、岡田式健康法を中心としたさまざまな対処行動を継続するなかで病気に対する意味付けが変化し、満足感を得ていることが示されました。また本研究に参加したがん患者のほとんどで首尾一貫感覚が保たれていたことが報告されています。
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