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- 一般財団法人MOA健康科学センター
主任研究員 内田誠也 博士(工学)
このDVDの内容は、第32回日本生理心理学会で発表した内容をまとめたものです。
健康な成人14人を対象に、写真を5分間鑑賞する実験、他人がいけた花を5分間鑑賞する実験、自ら気に入った花を選び、花瓶にいけて5分間鑑賞する実験を実施。各実験の前後に肩の筋硬度、加速度脈波計測、唾液アミラーゼ、心拍変動、日藝版癒し評価スケールを計測しました。結果、自ら花をいける実験3では、癒し評価スケールの総合得点が有意に高く、両 肩の筋硬度が有意に減少しました。心拍変動もHF値が有意に増加して、つまりリラックスしました。自ら花をいけて鑑賞する行為は、心理的、生理的にも効果が認められ、ストレスを緩和させる方法として有効だと考えられます。