MOA健康科学センターでは、医学及び各種の健康法について自然尊重・自然順応の視点で学際的総合的に調査・研究を推進しています。

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研究ブログ

日本健康教育学会で研究員がQOLとスピリチュアリティに関する研究を発表

IMG_0928.jpg平成28年6月11日、12日に第25回日本健康教育学会学術大会が沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開催されました。
当財団から、木村友昭主任研究員が参加し、「ソーシャル・キャピタルと生活の質(QOL)、およびスピリチュアルな態度との関連」という演題で研究発表を行いました。この研究は、広島大学医学部の烏帽子田彰教授との共同研究の成果です。
QOLは、10項目版MOAQOL調査票(MQL-10)を使用し、スピリチュアリティは、20項目版SKY式精神性尺度(SS-20)で測定しました。ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)とは、住民同士の信頼感、助け合いや結びつきを意味します。
 1476人のデータを分析したところ、ソーシャル・キャピタルの良好な人は、QOLおよびスピリチュアリティの得点が高いことが分かりました。厚生労働省が進める健康政策「健康日本21(第二次)」では、「全ての国民が共に支え合い、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会の実現」をうたっており、本研究の結果は、それを裏付けるものと言
えます。

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